鎌へのこだわり・製品

日本で唯一の手作業による技術

カトウ打刃物では機械で作られる事の多い鎌をひとつひとつの行程を手作業によって作っています。 失われつつある「目切り」と呼ばれる鎌の目を作る技術や「目立て」と呼ばれるヤスリで一つ一つの目を研いでいく特殊な技術を日本で唯一継承している工房です。

製造工程

「目切り」「目立て」といった日本で唯一手作業で行っている行程が特徴です。

鎌の製造工程

1.荒削り 自動研磨機で薄く仕上げて行く
2.目切り 職人が手作業で鎌の目をつけていく
3.目立て ヤスリを使って手作業で鎌の目を磨いて目を鋭くする
4.焼き入れ 800℃前後の火で高温にし、水で一気に冷やす事で硬度を出す
5.磨き 数種類のバフを使って磨きによって表面をなめらかにする
6.仕上げ塗装 錆び止めの塗装を置こうなう
7.柄付け 手に持つ柄の部分を付けて完成

製造工程

稲刈り鎌

刃が薄く、目が細かいためよく切れます。稲刈りや固い草刈などに適しています。

越後型鎌

稲刈り用の鎌です。新潟の方に好まれています。

ヒナシ型鎌

稲刈り用の鎌です。幅が狭く少し長いのが特徴です。富山の方に好まれています。

草取り鎌

草取りをする時の土に入る角度と切れ味にこだわった鎌です。

アスパラ鎌

切り口が薄く、柄の長い鎌です。先が細く、草刈りにも適しています。

芝草取鎌

芝の周りをの草を取る鎌です。

麦刈り鎌

刃先が刃鎌の如く切れ、刃折れしません。長切れの鎌です。

らっきょ切り鎌

手作業の目切りでしか生み出せない刃の目が逆になっている、らっきょを切る専用の鎌です。

水仙鎌

水仙を切る為に作られた鎌です。

左利き鎌

手仕事でしか作る事の出来ない、左利き用に目を逆にした鎌です。
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